Wednesday, August 16, 2017

クレイジーピッグのマスコット(?)リング

クレイジーピッグのマスコットといえばシルクハットのゴメスですが、実はコヴェント・ガーデンの店舗にはもう一つのマスコットといえるものが存在します。

それは牛の頭骨、カウスカルです。
25年前の開店以来、店内奥の壁と入口のディスプレイウィンドウに飾られ、クレイジーピッグに来店された皆様をお迎えしてきました。

そんなカウスカルをリングにしたのが『Large Cow Skull ring』です。
まずは正面、幅の広い鼻先から水牛に近い種のように見受けられます。牛のアイコンともいえる逞しい角は着用時にできるだけ邪魔にならぬよう、前方にはせり出しておらず、ワイドに上方に向かって伸びています。

横から見ると、この作品の隠れた主役ともいえる羽飾りが現れます。着用時に邪魔にならぬよう、敢えて控えめな彫りにしたことでコインの装飾のような味わい味わい深さが出ており、ネイティヴアメリカンインディアンジュエリーのような雰囲気も感じられます。

アーマンド・セラのキャリア最初期のデザインの一つであるこの作品は、若き日のアーマンド・セラの想像への渇望が感じされるような荒々しさが魅力的です。

詳細はあらためて紹介したいと思いますが、この作品にはスモールも存在しますので、大切な人とお揃いで着用することも可能です。

『Large Cow Skull ring』は クレイジーピッグ公式オンラインストア には掲載されておりませんので、購入をご希望のお客様は 日本語問合せ窓口 までご連絡ください。

Friday, August 11, 2017

アーマンド・セラ、少年時代の思い出を語る!

クレイジーピッグのアーマンド・セラが少年時代のギター・メモリーを語りました。
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私が人生で最初に弾いてみたギターは友人から借りたものでした。
つまりは当たり前のことですが返却しなければなりません。
ここが、私が自分のギターを持ちたいと思う出発点だったといえるでしょう。

私の故郷の楽器屋では、フルート、ハーモニカ、楽譜にビギナー用のクラシックギターくらいしか売っていませんでした。
しかしある日、ディスプレイウィンドウにそれは置かれていました。
そう、エレクトリックギターです。
それはなんとなくギブソンの 355 に似せたもので ”MASTERWORK” というロゴがあるものでした。

これが本物のエレクトリックギターを間近で見た最初の瞬間でした。
私は走って家に帰ると、父にギターを買って欲しいとねだりました。
価格はたったの25ポンドでしたが、父の答は「ノー」でした。
どうやら父はエレクトリックギターやロック・ミュージック、長髪には賛同できなかったようです。
私はあのギターを手にする唯一の方法は、そのお金を自分で稼ぐことという結論に達しました。

私は近所のイタリアン・レストラン “La Piazetta” に行くとアルバイトさせて欲しいと直訴し、いくらかのフラン(ユーロになる前のフランスの通貨)のために皿洗いやジャガイモの皮剥きをやりました。
こうして MASTERWORK のギターを購入しました。
私はこのギターのために働き、ついに自分のものにしたのです。

その時の CBS MASTERWORK ギター:

現在所有している MASTERWORK:

より詳細なストーリーは、アーマンド・セラ著『GUITAR EXP』をご参照ください。
クレイジーピッグ公式オンラインストア でもご購入いただけます。
詳細は ONLINE STORE > APPAREL > MUSIC をご参照ください。

Tuesday, August 8, 2017

8月の誕生石ペリドット - 夜に輝く宝石

8月の誕生石ペリドットの特徴は、暑いこの時期に良く冷えたハーブティーのような爽やかさと涼やかさを感じさせてくれる、明るい緑色です。

かつては、暗がりでもよく輝くことから「夜のエメラルド」などという風情のある呼ばれ方もされていたそうです。

クレイジーピッグでは、8月生まれのお客様や明るい緑色がお好きなお客様からの特別注文が多い宝石です。
一点のみ制作されたビスポーク・リングは異なる輝きを放つ鏡面と荒らした地金のリングに矩形と円形のペリドットをセット、クレイジーピッグのジュエラーとしての実力の一端を垣間見ることのできる作品

ペリドットをセットした『ライヴスカルリング』地下工房の熟練職人による完璧なセッティングを施されたペリドットと手作業で荒らしたスカルのランダムな輝きが美しい作品

ペリドットを使用したリングやペンダントなどのストーン・シリーズの製作をご希望のお客様は 、クレイジーピッグ公式オンラインストア日本語問い合わせ先 までご相談ください。(その際はご希望のデザイン名をお知らせください)

Friday, August 4, 2017

愛らしくも毒々しい『エル・ムエルト・メキシカンスカルリング』

メキシコの「死者の日」の象徴ともいえる、花やペイントで装飾されたスカル、この愛らしくもどこか毒々しさのあるメキシカンスカルがモチーフの『エル・ムエルト・メキシカンスカルリング』はアーマンド・セラらしい緻密な細工でロンドンでも非常に人気のある作品です。

その『エル・ムエルト・メキシカンスカルリング』がクレイジーピッグの高度な技術によりカスタマイズされた特別注文品の写真が届きました。

スカルはブラックロジウム、クロスなどスカルの装飾はゴールドのメッキ、目にはロンドンブルートパーズをセットしました。
 ブラックの地にゴールドという色合いは燻したシルバーよりも強烈なコントラストで、クロスや小スカル、花柄などの装飾が際立ちます。
側頭部の花びらもこの色合いで、より美しく広がります。
目にセットされたロンドンブルートパーズは、通常のブルートパーズよりも深く濃い色合いです。

コヴェント・ガーデンの店舗内の地下工房で熟練職人が仕上げるからこそ、モチーフの特色を最大限に活かしたカスタマイズが可能なところはクレイジーピッグの強みといえるでしょう。
その強みが非常に良く分かる仕上がりではないでしょうか?

Tuesday, August 1, 2017

『バロン・サムディ・リング』- Words from Armand Serra

アーマンド・セラが斬新なアイディアの新作『バロン・サムディ・リング』の制作について語りました!

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この作品はいくつかの理由で一筋縄ではいかないものでした。
最初の理由は、この作品が人物の顔であるということです。
鉛筆やインク、ペイントによる二次元の肖像画、これ自体が容易な作業ではありませんが、シルバーでの三次元での表現は更に別次元のタスクです。
大前提としてこの作品はアフリカ系の人物に見えなければなりません。
しかし、ただのアフリカ系の人物ではなく、バロン・サムディを演じたジェフリー・ホールダー氏に似ていなければなりません。

シルクハットをかぶせてやれば見た目にも分かりやすく制作も楽だったと思いますが、敢えてそのトレードマークである帽子なしでバロン・サムディを彫ることにしました。
一つ目の課題を克服したら、次の課題はバロン・サムディの顔に施された白いペイントです。
白い部分はエナメル加工を施すことにしました。
エナメル加工する領域はエナメルを定着させるため数ミリの深さが必要なので、完成した顔を思い切って抉ります。
抉った部分に白いエナメルを施したら、元の顔の形を取り戻すべくエナメルを削って調整します。
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平面や円筒面であればエナメル加工した後に表面を整えるのはさほど難しい作業ではありません。
しかし、人物の顔に施されたペイントを表現するためのエナメルとなると、これは仕上げ職人のセンスが問われる緊迫感のある作業になりそうです。
また、いったん完璧に制作した顔の原型をエナメル加工のため抉る、というのも勇気の要る作業です。
40年に届こうかというキャリアを持つアーマンド・セラ、その進化はとどまることを知らないようです。

*この作品は、特別注文によるスペシャルメイドの一点物のため、通常の商品としては販売しないそうです。

Friday, July 28, 2017

ルビー - 美しき7月の誕生石

7月の誕生石ルビー、透明感がありながら深い赤色のこの石は古来よりダイヤモンドやサファイア、エメラルドと並び称される美しく価値のある宝石です。

ルビーは美しいだけでなく、宝石の中ではダイヤモンドに次ぐ硬度を持ち、耐久性も高い万能の石で、クレイジーピッグでも非常に人気があります。
ゴールドの『スモール・イーヴル・スカルリング』の両目にセットしたルビーは熟練職人による、スカルの表情を損ねない完璧なセッティング

7月生まれの皆様、お誕生日おめでとうございます!

Tuesday, July 25, 2017

新作発表 - 死ぬのは奴らだ!

斬新なアイディアの衝撃的な新作が発表されました!

その名は『バロン・サムディ・リング』です。
バロン・サムディは「ジェームズ・ボンド」シリーズの『Live and Let Die(死ぬのは奴らだ)』の登場人物です。
小説版では、バロン・サムディはミスター・ビッグが信者達に自身に恐怖を想起させるために選んだブードゥー教の象徴です。
映画版では、ミスター・ビッグの取り巻きというミスター・ビッグとは別のキャラクターとして、今は亡きジェフリー・ホールダー氏によって演じられました。
おそらくバロン・サムディは、映画ボンド・シリーズ中でも最も謎めいた悪役といえるでしょう。
極めて曖昧なキャラクターであり、彼が本当にブードゥー教のバロン・サムディそのものなのか、単にサムディを擬人化した人物なのか、観客には分からずじまいです。

後日、この作品に関するアーマンド・セラからの言葉を紹介いたしますので、楽しみにお待ちくださいませ!

Saturday, July 22, 2017

クレイジーピッグの地下工房便り~ボーンハンドリング

クレイジーピッグは1992年の開店以来、商品は店舗内の地下工房で仕上げるスタイルを貫いてきました。

地下工房では宝飾品製作のエキスパートである職人たちが最高品質のジュエリーをお客様にお届けすべく精進しております。

そんな地下工房から、クレイジーピッグ不朽の名作『ボーンハンドリング』の仕上げ前後の写真が届きましたので紹介したいと思います。

鋳造(型に溶解した銀を流し込む作業)を終えたリングは、熟練職人によりサイズ調整や気泡の跡などを取り除かれたのち、薬剤で真っ黒にされます。真っ黒になった指輪は粗磨きされ、滑らかな表面に仕上げられます。

粗磨きというと、どことなく適当な感じがしますが、ここでどれだけ丁寧に作業をするかがその後の完成度に大きく影響します。

この時、黒い部分は上の画像の左下にある指輪のように、鏡面といぶしの黒い部分のコントラストが生まれます。

丁寧で正確な下磨きを終えたら最終仕上げです。この作業で自分の手が真っ黒になる代わりにその手にあるクレイジーピッグの作品が眩いばかりに輝きだすのは職人冥利に尽きる瞬間です。

クレイジーピッグ公式オンラインストア の商品は、このようにお客様のご注文をいただいてから熟練職人が手作業でお客様のために仕上げ発送する、まさにお客様のためのジュエリーです。
是非ご利用くださいませ。

Monday, July 17, 2017

クレイジーピッグの海の日

日本時間ではあと30分も残っていませんが今日7月17日は海の日です。

あまり知られていませんが、クレイジーピッグでは海の生物をモチーフとした作品も沢山あります。
コヴェント・ガーテンの店舗にあるキャビネットの一角はイルカやタコ、サメ、タツノオトシゴなど、まるで水族館のように海の生物がディスプレイされています。(ヒトデが苦手な方へ…私の記憶が確かならヒトデはディスプレイされていなかったと思いますのでご安心を!)

Large Hammerhead Shark Pendant:
躰をくねらせながらゆったりと獲物を探しながら泳ぐ海のギャング

Seahorse Pendant:
海のアイドル、タツノオトシゴは尾の先の丸まり方まで完璧に再現、バチカンはホタテ柄の可愛らしい作品

Prahna Pendant:
 アーマンド・セラのもう一つの得意なコミック・スタイルのアレンジ、獰猛な肉食魚であるピラニア自身が食べられて骨だけになってしまったというなんとも皮肉な洒落の利いた作品

上記の作品は クレイジーピッグ公式オンラインストア にて通信販売を承ります。
詳細は ONLINE STORE > PENDANTS > FISH をご参照ください。

Friday, July 14, 2017

いったいなんて読むんだ??? SKRULL ring

発表されたときからずっと読み方が分からなかった作品があります。
大ぶりでボリューム感たっぷりの『SKRULL ring』です。
新作が発表されると、その読み方や由来を調べてしまうのですが、この作品については読み方も由来も分からずで、いつか訊いてみようと思いながら10年以上経ってしまいました。(ロンドンに行くと、セラさんの”かなり長い"ギタートークを聞いて、ようやくジュエリーの話になるので、つい訊きそびれてしまうのです)

しかし昨年ロンドンを訪ねた際にようやくこの作品について訊くことができました。(そして今そのことを思い出しました…)

ここまでもったいぶってみましたが、実際のところは意外とシンプルなものでした。
『SKRULL』の読み方は「スクルール」、スカル(SKULL)とスクロール(SCROLL)を掛け合わせた造語だそうです。

スカルに取り巻いたリボンが印象的なデザインなのでこの名にしたそうで、直線的にデフォルメされたスカルと柔らかで優雅な曲線のスクロールと額の装飾が見事な調和を見せています。

エグザイル・スカルリング』の時もそうでしたが、遊び心を持ちながら、カタチだけではなく言葉や文字すら自分でデザインしてしまうアーマンド・セラという人物の稀有さを感じるエピソードではないでしょうか?

『SKRULL ring』は クレイジーピッグ公式オンラインストア にて通信販売を承ります。
詳細は ONLINE STORE > RINGS > SKULLS をご参照ください。

Sunday, July 9, 2017

隠れた人気作三つをオンラインストアに追加しました。

先日、もしかすると日本ではあまりなじみのない、しかしながら隠れた人気作であるデザイン三種をオンラインストアに追加しました。

現在、コヴェント・ガーデンの店舗では約 1100 種のアイテムが並べられていますが、これらすべてがオンラインストアに追加されているわけではありません。
今回、ロンドンまでお越しになる機会がなかなかない方のために、隠れた人気作三種をオンラインストアに追加しました。

Celtic Dog Stone ring:
 繊細なケルティック模様の彫りとボリュームのあるリングに大ぶりな石をセットした豪華なリング、写真の石はガーネット

Milky Way Stone ring:

中世の雰囲気が漂うクラシカルな三日月と星々が彫り込まれたリング、アンティークジュエリーのような重厚さを備えます。写真の石はアメシスト

Pentagram ring:

五芒星(ペンダグラム)のリングは呪術的な雰囲気、ブラックメタルな方に人気があるとかないとか…

これらのリングは クレイジーピッグ公式オンラインストア にて通信販売を承ります。
詳細は下記をご参照ください。
 - ONLINE STORE > RINGS > STONES
 - ONLINE STORE > RINGS > SYMBOLS

Thursday, July 6, 2017

とびきりクールなスペシャルメイド!!

先日、あるお客様のために制作した特別な作品がメンテナンスのためにコヴェント・ガーデンに地下工房に戻ってきました。
あまりにクールな作品のため、お客様のご了承を得た上で地下工房の職人が写真を撮っておりましたので皆様にも紹介したいと思います。

(少なくとも現在では)クレイジーピッグではみかけない、サソリが向かい合い、中央には石がセットされたバングルです。


透明感のある黄色い石はシトリンでしょうか。


バングル自体はシンプルなため、サソリが引き立つデザインです。
これは定番商品としてリリースして欲しい最高にクールな作品です!

Tuesday, July 4, 2017

クレイジーピッグ流ヘビのファッション - shu

クレイジーピッグの盟友、shu 氏から寄稿いただきました!
今回は長年の名作であり人気作『スカル&スネークリング』を軸にクレイジーピッグと蛇のモチーフの関連について語ってくれました。

クレイジーピッグ流ヘビのファッション

クレイジーピッグのアイテムには動物をモチーフとしたものが多いが、その中でもヘビのアイテムは特筆すべきものがある。それらはどれも写実的なタッチで、毒々しくも美しく、見る者を魅了する。そこで今回はクレイジーピッグとヘビの関連について考えてみたい。

スカル&スネークリング
クレイジーピッグの中でも「スカル&スネークリング」は初期からのアイテムで、名作のひとつと言われている。このリングはデザイナーのアーマンド・セラ氏がキャリア初期の頃に描いたアートワークが基となっているという。スカルの脳天から突き出たヘビがとぐろを巻くという不吉なデザインで、ヘビの胴体は力強く、躍動感に溢れ、うねりが見事に表現されている。今にも動き出しそうなヘビのウロコは繊細に彫られていて、輝きを放つ。それはあたかも本物のヘビのウロコのように美しい。

ヘビは「再生」の象徴とされているので、死者(スカルには牙があるから人間ではない悪魔か何か)がヘビになって化けて出てきた場面のようにも見え、ストーリー性が感じられる。リングとしてのバランスもよく取れていて、クレイジーピッグらしさが詰め込まれた一品だ。

ヘビはヨーロッパの装飾や護符のリングとして古代から用いられてきたモチーフのひとつで、現代もヘビをモチーフにしたジュエリーがさまざまなブランドからリリースされているが、それらは紋章的なデザインであることが多い。他方、このリングは邪悪なヘビがうごめく瞬間を捉えた立体的なデザインで、他のジュエリーとは一線を画すると言えよう。すなわち、それがクレイジーピッグらしさである。そして、ファンにとって、この「他とは違う」という感覚が重要なのだろう。

この他にもクレイジーピッグにはヘビをモチーフにしたアイテムがいくつかあり、セラ氏は「ワイルドライフとあらゆる動物たちを愛しているんだ。それら(ヘビ、ドラゴン、オオカミなど)がロックミュージックとの結び付きが強いのは明らかで、悪魔的動物だから選んだわけではない」と説明する。ではロックミュージックにおけるヘビのイメージを簡単にみてみよう。

ロックファッションにおけるヘビのイメージ
ヘビには善と悪の両方のイメージがあるが、一般的にはグロテスクで気持ち悪く、嫌われる動物として知られている。そのせいか、ロックバンドのロゴやアートワークにはヘビがしばしば描かれる。とりわけ、ハードロックやメタルシーンではよく見られ、ホワイトスネイクをはじめ、スラッシュズ・スネイクピット、メタリカのブラックアルバム、パンテラの『鎌首』、ヴェノム(ヘビの毒はvenomと呼ばれる)、そしてアリス・クーパーのステージでは本物のヘビが登場する。また、ロックファッションにおいても、ヘビ皮が用いられたアイテムはたびたび見かけられ、タトゥーにおいてもヘビはポピュラーな絵柄のひとつだ。それらはヘビの邪悪さ、暴力性、毒、あるいは性的イメージがメタルの過激さと結び付いており、ヘビのアイテムを身に着けることで、そのパワーを得たような気分になる。ロックやメタルのファンは、ヘビのアイテムを用いて、強さや逸脱を演出し、そこに自分らしさを表現するのであろう。
それらと同様にスカルやヘビのジュエリーは「非日常的感覚」や「他者との違い」を強調し、さらに魔力の宿った護符としても用いられ、アイデンティティの証明や護符という役割を果たしているといえよう。

ヘビ皮のハットリボン
さて、クレイジーピッグのマスコットスカル「チーキーゴメス」が被っているシルクハットのリボンにはヘビ皮が用いられている。ヘビ皮はそのウロコが特徴で、冷たさやグロテスクさを強調し、着る人の個性を引き立てる。ハットのリボンの素材が絹やレース、あるいはヒョウ柄といったものではなく、ヘビ皮であることはブランドのスタンスを示しているように見える。つまり、流行やトレンドよりもロックテイストをアピールしているということだ。ヘビ皮のファッションアイテムが「他者との違い」を表現するように、クレイジーピッグのアイテムは、身に着ける人の個性を際立たせるのである。

このようにヘビというモチーフを見てみると、そこにはクレイジーピッグのブランドイメージとの結び付きがうかがえる。個性を追求するセンスの持ち主にとって、ヘビは性格の一部分を物語っていて、自己表現するためにうってつけのモチーフなのである。かわいい動物ではなく、忌み嫌われるヘビを選ぶにはそれなりの理由があるのだ。(shu)

※HR/HMにおけるヘビのイメージについては拙著e-book『ヘヴィメタルの悪魔的動物誌』(グループゼロ)を参照。

Sunday, July 2, 2017

リック・ニールセン氏ご来店!!

ギターヒーローにしてヴィンテージ・ギターのエキスパート、チープ・トリックのリック・ニールセン氏がコヴェント・ガーデンのクレイジーピッグに来店されました。

新作ジュエリーのチェックはもちろんのこと、アーマンド・セラによるデザインのオリジナル・ギター『AX』を手に取り間近で見るためだそうです。
ニールセン氏の『ハンドカフ・ブレスレット』はスモールのみかと思っていましたが、いつの間にかラージも着用されているようです。
歩くと右手首から心地よい金属音が聞こえてきそうです。

きっと、アーマンド・セラが40年かけて集めてきた究極のギターブック『GUITAR EXP』を持ち出して熱いギター談義を交わしたことでしょう…

『ハンドカフ・ブレスレット』のラージ&スモール、究極のヴィンテージ・ギターのコレクション『GUITAR EXP』は クレイジーピッグ公式オンラインストア にて通信販売を宇k賜ります。
詳細は下記をご参照ください。

Tuesday, June 27, 2017

そろそろ彼らの季節がやってきます…

お天気がぱっとしない日が続いていますが、梅雨が明ければ昆虫たちの季節がやってきます。
虫はどうも…という方もいらっしゃるかと思いますが、ヨーロッパでは幸運のシンボルとして愛されている虫も少なくないようです。
クレイジーピッグでも虫をモチーフとした作品がいくつかありますので、今日はそれらを紹介したいと思います。

バグス・ブレスレット:
ころりとした可愛らしいフォルムの虫が連なるブレスレット、写実的というよりは幾何学的な模様で、シンボライズされたデザインです。

シケイダ・リング:


巨大な蝉が指にとまっているかのようなインパクト抜群のリング、南欧において蝉は幸福や楽しいバカンス・シーズンの象徴で広く愛されている昆虫だそうです。

スカラベ・リング:


古代エジプトでは玉を転がす様が太陽神の化身と考えられ、復活の象徴として崇められていた神秘的な虫です。
太く力強い羽根の彫りは彫刻のような大胆さです。
下はブラック&クリアなダイヤモンドをセットした、ゴージャスなビスポークジュエリーです。

その目に映るあらゆるものがデザインとなるアーマンド・セラ、昆虫モチーフはその豊富なデザインアイディアの一端を垣間見ることのできるシリーズといえるのではないでしょうか。

昆虫モチーフのジュエリーは クレイジーピッグ公式オンラインストア にて通信販売を承ります。
詳細は下記をご参照ください。
 - ONLINE STORE > BRACELETS > ANIMALS
 - ONLINE STORE > RINGS > ANIMALS

Friday, June 23, 2017

大人の余裕と色気漂うレザーブレスレット

ロンドン、コヴェントガーデンの店舗には、まだ10代と思しきロックな少年少女から壮年の素敵なご夫婦まで、様々な年齢層のお客様が来店されます。
アーマンド・セラによる無限ともいえる豊富なデザインが、優れた審美眼を持つ幅広い層のお客様を惹きつけてやまないといえるでしょう。

そんなアーマンド・セラの最新作『タイガーヘッズ・レザーブレスレット』はシルバーと二連の編込みレザーを組み合わせたシックで艶やかな作品で、ロンドンでは壮年の紳士方を中心に人気を集めているようです。
地下工房で仕上げられたばかりのブレスレット…これはクールです!


向かい合って輪を咬むトラの頭部は、まるで中世の邸宅を飾る彫刻のようです。


オニキスをセットしたチューダー調のビーズ、ブラックレザーに合わせた漆黒の石が落ち着いた大人の余裕を感じさせます。


シルバーのブレスレットよりも少し控えめな存在感をお求めの方にはうってつけの『タイガーヘッズ・レザーブレスレット』は クレイジーピッグ公式オンラインストア にて通信販売を承ります。
詳細は下記をご参照ください。
 - ONLINE STORE > NEW
 - ONLINE STORE > BRACELETS > ANIMALS

Tuesday, June 20, 2017

漆黒のイーヴルスカル

クレイジーピッグのアーマンド・セラの傑作デザイン『ラージイーヴルスカルリング』の魅力は、シンプルなデザインから生み出される美しい鏡面です。
この磨きぬかれた鏡面の強烈な輝きは、シルバーの魅力をダイレクトに伝えます。

しかし、真に優れたデザインとはまったく異なる、あるいは正反対の状況においてもその魅力を失うことはないどころか、さらにその魅力を増すもののようです。

今回紹介するのはブラックロジウム加工を施した『ラージイーヴルスカルリング』です。
艶ありと艶なし、通常の鏡面仕上げの三種を並べてみました。

艶あり(左)ブラックロジウム: メタリックな輝きで光の加減でガンメタルのようなクールな輝きです。
漆黒の艶なし(中)ブラックロジウム: 金属とは少し異なるような質感で、闇が形を成したような不気味さがあります。
ブラックロジウムなしの鏡面仕上げ: 今さらいうことは何もない、まさにスカルジュエリーの王道!

ブラックロジウム加工は、言葉を変えれば「メッキ」です。
メッキというとまがい物や安物といったイメージがあり、どことなく抵抗があるという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、宝飾業界においてはプラチナの上にロジウムをかぶせる、身の回りの金属製品に耐腐食性を与える、あるいは古くから「鍍金」として仏像などに使用されるなど、身近で重要な技法のひとつです。

また、メッキをするからといってクレイジーピッグでの仕上げの精度が落ちることはありません。
むしろ完璧に磨き上げないとメッキした際に粗が目立つので、より細心の注意を払って仕上げ作業を行っているといってもよいでしょう。

そういった技術的な話はさておき、ブラックロジウム加工はクレイジーピッグのジュエリーに新たな表現の可能性を与えています。
ご興味のある方は クレイジーピッグ公式オンラインストア日本語問い合わせ窓口 までご相談ください。

Thursday, June 15, 2017

『ソリッドスカルペンダント』- 名は体を表す

多くのデザインが用意されたクレイジーピッグのスカルペンダントで最も"スカルらしい"といえる作品は『ソリッドスカルペンダント』ではないでしょうか。

その名の通り、ソリッド(中空でない、中身の詰まった)なスカルは下顎と後頭部も備えたスカル全体の形状で、その重量は 40g を超えるほどです。(数字が大きければ良いというものではありませんが…)

スカルはアーマンド・セラらしい繊細さを持ち合わせた端正な顔立ちで、滑らかな曲面は鏡面の輝きを最大限に引き出します。


ご覧の通り、横顔も整った顔立ちで、後頭部まで延びた曲線には一切の無駄がありません。各部位に取って付けたような感じがまったくなく、美しい有機的なラインによって曲面が構成されています。

めったに見ることのないスカルの底面、もちろんアーマンド・セラの仕事に手抜かりはなく、精巧な細工が為されています。そして中抜きの無いこともこの眺めから確認できます。

 下顎と後頭部を備えたスカルペンダント三種、左から『トライバルスカルペンダント』『ソリッドスカルペンダント』『ラージスカルペンダント』いずれも特徴のあるスカルですが、荒々しさの中に繊細な美しさを秘めている点は共通しています。

『ソリッドスカルペンダント』は クレイジーピッグ公式オンラインストア にて通信販売を承ります。
詳細は ONLINE STORE > PENDANTS > SKULLS をご参照ください。